カンファレンスで現実を突きつけられた日|自宅介護と施設の間で揺れた話

介護

③ 介護施設という選択肢が少し現実になったこと

自宅介護は難しいという話をしたところで、
相談員さんから施設の話が出ました。

ちなみに、特養については私の方から聞きました。
やっぱり料金面が気になっていたからです。

すると相談員さんから、

「最近は空きがあるところもありますよ」

という話がありました。

私は、特養はなかなか入れないイメージがあったので、少し意外でした。
ただ、理学療法士さんとしては、今の母の状態を考えると、あまり特養を勧める感じではありませんでした。

母は認知もしっかりしていますし、会話も普通にできます。
リハビリを続けて、今ではポータブルトイレなら自分で移動して行けるところまできています。

せっかくここまでできるようになってきたのだから、特養ではなく、もう少し自分で動ける環境の方がいい。

理学療法士さんは、そんなふうに考えているんだろうなと、話を聞きながら感じました。

その流れで、相談員さんから、

「病院に併設している施設もありますけれど」

という話が出ました。

そこなら病院と同じ敷地内なので、車椅子でも移動できる距離です。
パーキンソン病の診察についても、そのまま神経内科で継続できる可能性があるとのこと。

これは私にとって、かなり大きなことでした。
定期受診や書類関係のこともあるので、母を自分で遠くの病院まで連れて行くとなると、正直かなり大変です。

その点、今までと同じ病院で診てもらえる可能性があるなら少し安心です。
それに、家から近いというのも私にとっては大きな条件でした。

気になるのは、やっぱりお金のこと。
料金を聞くと、だいたい12〜13万円くらいとのことでした。

特養なら10万円を切る場合もあるそうなので、そこはやっぱり迷います。
病院代なども別にかかることを考えると、決して小さな金額ではありません。

それでも、母が入れるかもしれない施設が近くにある。
そう分かっただけでも、少し安心しました。

さらに相談員さんからは、在宅とショートステイを組み合わせる方法や、施設へ入りながら時々家へ帰る方法もあると教えてもらいました。

私はそれまで、

「施設へ入るのか、それとも自宅で見るのか」

その二択のように考えていたところがありました。

でも、そうじゃない方法もあるんだ。
もし母が「家へ帰りたい」と言った時、時々でも帰って来られるなら、その気持ちも少しは叶えられるのかもしれません。

そのあと、相談員さんが実際に施設へ電話をしてくれました。
ただ、その時は責任者の方が外出中。

詳しい料金などについては、改めて確認して連絡をくださることになりました。
まだ先生から正式に退院の話が出ているわけでもありません。

そのため相談員さんも、

「一旦この辺までにしておきましょうか」

という感じで、この日の話はいったんここまでとなりました。

そして最後に、理学療法士さんから、

「近いうちに、お母さんにもご家族から伝えてあげてください」

と言われました。

施設のことを、今度は母にも話さなければいけない。
その言葉は、少し重たく感じました。

おわりに

本当は、家へ戻ってきてほしい気持ちがあります。
でも、今の母の状態で自宅へ戻ることを考えると、現実的には難しい。

今回のカンファレンスで、そのことを改めて考えることになりました。
一方で、施設の話が具体的になり、近くにも選択肢があると分かったことで、少し安心した部分もあります。

もちろん、お金のこともありますし、母にどう話すのかということもあります。
まだ不安の方が大きいです。

それでも、このまま何も考えないわけにはいかないところまで来ているんだと思います。

このあと夕方に、実際に施設を見に行くことになりました。

その時のことは、翌日の2026年5月24日(日曜日)の記事で書こうと思います。

秋山紅葉

コメント

タイトルとURLをコピーしました