施設見学をして、少し現実味を感じ始めた日

介護

施設見学をして、少し現実味を感じ始めた日

 

こんにちは。秋山紅葉です。

今日もこの小さな記録の場所に立ち寄ってくださり、本当にありがとうございます。

2026年5月24日(日曜日)。

それぞれの暮らしを抱えながら過ごす毎日の中で、こうしてここでつながれていることを、静かにありがたく思っています。

【今日のテーマ:介護】

今日は、

  • ① 実際に施設を見学してきたこと
  • ② 弟と今後について話したこと
  • ③ 少しずつ現実味を感じ始めたこと

この3つを、今の私の本音とともに綴っていきます。

昨日は、病院で母の今後についてのカンファレンスがありました。
そのあと相談員さんから電話があり、施設の料金について大体の説明を聞くことに。

そのまま見学へ行けるようにしてくださったので、私は家から施設へ向かいました。
正直、見学へ行く前はかなり複雑な気持ちでした。

できれば家へ戻ってきてほしい。
でも、現実的には難しいのかもしれない。

そんな気持ちが、ずっと頭の中を行ったり来たりしていました。
施設へ入るということ自体に、どこか「家へ戻れない」という感覚もあります。

ただ、実際に見てみないまま決めるのも違う気がしました。
だから、とりあえず自分の目で見てみよう。

そう思って施設へ向かいました。

まずは①から振り返ります。

① 実際に施設を見学してきたこと

施設は、病院に併設されている高齢者住宅のような場所でした。
外から見ると病院と少し似た雰囲気で、中へ入ると全体的に明るく、きれいに整えられていました。

上が住居スペースになっていて、1階には通所型のデイケアサービスが入っています。
そこには、外から通所で利用されている方も来られているとのこと。
上に住んでいる方は、月曜日から土曜日まで、その1階のスペースを自由に利用できるそうです。

空いている時間なら、好きな時に下へ降りて過ごしてもいい。
その1階の雰囲気が、私が想像していたものとは少し違いました。
思っていたより、かなり賑やかだったんです。

実は昔、私は賃貸関係の仕事をしていて、高齢者施設が入っている建物を管理している会社にいたことがあります。

その関係で、施設見学へ行ったことも何度かありました。
ただ、私がそれまで見てきた施設には、談話室にあまり人がいない印象がありました。
静かなところも多く、部屋で過ごしている方が多かったように思います。

でも、今回見学した施設は違いました。
談話室には結構人がいて、女性の利用者さんも多く、皆さんそれぞれ座って過ごしています。

その様子を見ながら、

「思っていたより普通に生活している場所なんだな」

と感じました。

しかも、母の知り合いの方が、その施設へ通っているそうです。
昨日のカンファレンスの時、理学療法士さんから、母がその方に会いに施設へ行ったことがあると聞きました。

母にとっても、完全に知らない場所ではない。
それを知ったことも、少し安心につながりました。

母はどちらかというと人見知りな性格です。
自分からどんどん友達を作るタイプではありません。

でも、一度仲良くなると、かなり深く付き合うタイプでした。
だから、知っている人が一人でもいるというのは、母にとっても少し安心できることなのかもしれません。

そのあと、上の住居スペースも見せてもらいました。
廊下には小さな談話スペースのような場所があり、簡単な水道も付いています。
家族が来た時は、そこで話をする方もいるとのこと。

さらに、実際の部屋も見せてもらいました。
ベランダ付きの部屋と、そうではない部屋がありましたが、料金は同じ。

そして、思っていたよりかなり広かったです。

車椅子でも十分動ける広さがあり、

「これなら生活はしやすそうだな」

と思いました。

各部屋には、きちんとトイレも付いています。
介護ベッドや車椅子についてはレンタルになるとのこと。

詳しい手続きまでは聞いていませんが、そのレンタル費用は最初に聞いていた料金に含まれているそうです。

感染症などで部屋で食事をしてもらう場合もあるため、小さなテーブルだけは用意してほしいと言われました。

テレビや冷蔵庫、収納などは、必要なら自分たちで持ち込む形です。

私は、

「皆さんどうされてるんですか?」

と聞いてみました。

衣装ケースを置いている方もいれば、ハンガーラックを持ち込んでいる方もいて、本当にそれぞれとのこと。

電気代は別料金になります。
ただ、クーラーは最初から付いていて、冷蔵庫やテレビを使ったとしても、そこまで大きな金額にはならないだろうという話でした。

食事は、基本的に1階で食べる形です。
高齢になると誤嚥などもあるため、見守りをしながら食べてもらっているとのことでした。

そこで私は、

「もし途中でしんどくなって、部屋へ戻りたいと言った場合はどうなるんですか?」

と聞いてみました。

一度部屋へ戻って休んでから、また下へ来てもらうこともできるそうです。
ただ、職員さんがずっと付きっきりになるわけにはいきません。

そのため1階には仮眠できる部屋もあり、そこで少し休んでもらうこともあるとのことでした。

そして、私がかなり細かく聞いたのが料金です。
正直、あとからどんどん追加費用が出てくるのが一番怖かったんです。

だから、

「結局、全部合わせたらどれくらい必要なんですか?」

ということは、かなり確認しました。

電気代とリハビリ代を含めても、週1回のリハビリなら14万円はいかないくらい。
その中には、水道代や介護ベッド、車椅子のレンタル費用なども含まれているという説明でした。

薬については、近くの調剤薬局と連携して管理する形です。
薬局側で薬を準備して施設へ届け、施設の方が食後など必要な時間に渡してくださるとのこと。

その時も、

「これは飲む薬です」
「これは塗り薬です」

という感じで確認しながら対応してくださるそうです。

そうした調剤薬局側の管理費用なども、料金に含まれていました。
一方で、おむつ代や病院代、美容院代などは別です。

おむつについては、私たちは持ち込みにしようと思っています。
洗濯物も、今まで通り私たちが持って帰って洗う方向で話をしていました。
正直、洗濯物を取りに行く用事がある方が、顔を見に行くきっかけにもなる気がします。

最初は頻繁に会いに行っても、時間が経つと、どうしても足が遠のいてしまうかもしれません。

でも、洗濯物を取りに行けば、

「何かいるものある?」

という会話にもなります。

その時に、顔色や様子を見ることもできます。
だから私は、洗濯物は今まで通り持って帰る形の方がいいのかなと思いました。

ここまで話を聞いてみると、思っていたより現実的な金額なのかもしれない。
そんな気持ちも少し出てきました。

施設というより、

「生活する場所」

という感じがしたんです。

もちろん、簡単に決められる話ではありません。

それでも、

「ここならいいかもしれない」

と少し思ったのも事実でした。

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