大学生の娘に見切りをつけた|もう何も言葉が出なくなった母の本音

子育て

③ 同じ家にいても必要なことはLINE|長女ちゃんに見切りをつけた私

そうするようになってからも、同じ家で暮らしている以上、何も起こらないわけではありません。

長女ちゃんは、自分で食べるものを作るようになりました。
それは別にいいんです。

自分で食べるものを自分で作る。
私がしてほしかったのも、そこでした。

でも、ある朝、前の晩に長女ちゃんが作ったご飯が、テーブルの上に置いたままになっていました。

長女ちゃんは普段から、食べたものをそのまま下げずに置いていることがあります。

だから私は、

「また食べたあと、そのまま置いてるんやろな。」

と思いました。

長女ちゃんは学校へ行っていて、私もそのあと仕事へ出るところでした。
もういらないものだと思って、そのご飯を捨てて出かけました。

すると、そのあと私より先に帰ってきた長女ちゃんからLINEが来ました。

「勝手に人が作ったご飯捨てるなよアホ」

たぶん、あとで食べようと思っていたんだと思います。

でも私からすると、あとで食べるつもりのものなのか、食べ終わったものをそのまま置いているだけなのか、分かりません。

食べ終わったものを普段からそのまま置いているからです。
私は、ご飯を捨てたことについては謝りました。

そのうえで、

「次からはタッパーに入れて冷蔵庫に入れるとかして、場所を空けておいてほしい。」

ということもLINEで伝えました。

長女ちゃんから返ってきたのは、

「おけ」

でした。

同じ家に住んでいるのに、こういうこともLINEです。
でも、今の私にはそれで十分でした。

普通に話そうと思っても、もう言葉が出てこない。
何かを説明しようとか、分かってもらおうとか、そういう気持ちにもなれません。

必要なことだけ伝わればいい。
そんな状態です。

長女ちゃんがキッチンに来ると、私はスッとそこを出ます。
同じ空間にいることが、今もつらいです。

それでも、同じ家で生活はできています。
必要なことはLINEで伝える。

長女ちゃんは自分のことを自分でする。
私も、長女ちゃんのために先回りして動かない。

そうしていると、

「なんや、口を利かなくても過ごせるんやな。」

と思いました。

親子だから、同じ家に住んでいるから、普通に話さなければいけない。
今は、そうは思っていません。

話せないものは、話せない。
私は、長女ちゃんに何かを言って変えてもらおうという気持ちも、もうありません。

遊びに行くのも、自分で決めたらいい。
彼氏と過ごすのも、自分で決めたらいい。
外泊するのも、自分で決めたらいい。
資格の勉強をするのかどうかも、自分で決めたらいい。
部屋を片づけるのかどうかも、自分のことです。
成人している長女ちゃんです。

好きにするなら、自分のことも自分ですればいい。
私はもう、そこまでです。

一昨日の記事で書いた、

「もう好きにしたら。」

という気持ちは、腹を立てて投げつけた言葉だけではありません。

何度言っても、何度してあげても、結局は本人がどうするかです。
そこまで来て、私は長女ちゃんに見切りをつけました。

嫌いになった、というのとも少し違います。
今も腹を立て続けている、という感じでもありません。

もう、私が何とかしようとするのをやめた。
それが、今の気持ちに一番近いです。

おわりに

長女ちゃんとは、今も普通の会話をほとんどしていません。

同じ家で暮らしている以上、何もないわけではありません。

でも今は、長女ちゃんのことまで私が全部背負おうとは思っていません。

自分のことは、自分でしてもらう。

私は今、そこまでです。

秋山紅葉

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