② その毛布のこれまでの経緯

この電気毛布は、去年の冬に用意したものです。
もともとは、家にある電気毛布を持ってきてほしいと言われ、
家の中を探しましたが見つかりませんでした。
はっきりとした記憶はありませんが、
入院前、母が体調を崩してしまったときに、
汚れてしまったものがいくつかあり、
その流れで手放していたのだと思います。
それで、新しく電気毛布を買いに行きました。
寒さが心配だったので、
しっかりした厚手のものを選びました。
これなら大丈夫だろうと思って、
少し安心した気持ちもありました。
ただ、実際に持って行くと、
重いとか、使いにくいと言われてしまいました。
せっかく用意したものだったので、
少し戸惑いもありました。
どうしようかと考えたときに、
また買い直すことも頭に浮かびました。
ただ、新しく用意しても、
また違うと言われてしまうかもしれない、
という思いもありました。
これまでも、
言われた通りに用意したつもりでも、
うまくいかなかったことがあったからです。
どういうものがいいのか、
はっきりと分からないまま用意することに、
少し難しさを感じていました。
そうやって家でどうしようかと考えていたときに、
たまたま弟の部屋に入ることがあり、
電気毛布があることに気づきました。
どんなものだろうと思って見てみると、
薄手の電気毛布でした。
これなら使えるかもしれないと思い、
一度持って行ってみようと思って、
弟に相談してみることにしました。
弟は
「自分は何でもいいから」
と言ってくれて、
そのまま電気毛布を入れ替えることになりました。
その毛布を持って行くと、
母は
「これなら大丈夫」
と言って、
その後は使ってくれるようになりました。
そのときは、それで落ち着いたと思っていました。
今回持ち帰ってきたのは、
そのときの電気毛布です。



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