50代女性の老後資金|友達との再会で止まっていた私が少し前へ進めた日

老後資金の貯め方

② 信頼できる友達だからこそ相談できた資産運用と死亡保険のこと

友達Bは保険会社で働いています。

でも、私が今回話を聞こうと思った理由は、それだけではありません。

Bとは中学校からの友達です。

保険会社で働くようになるずっと前から知っています。

昔から人が自然と集まってくるタイプで、誰とでもすぐ仲良くなり、知り合いもとても多い友達でした。

フットワークも軽く、自分が得になることではなくても、困っている人がいたら自然と動いてくれる。

そんな人柄は学生の頃から変わっていません。

以前も、友達Aがお金とは全く関係のないことで相談したとき、自分には何の得にもならないのに知り合いを紹介したり、一緒に考えたりしながら解決できるように動いていました。

そんな姿を見ていたので、私は保険会社の担当者としてではなく、「Bだから」安心して相談することができました。

実際、この日も無理に何かを勧められることはありませんでした。

私が老後資金や資産運用に興味を持っていることを知っていたので、私から質問をして、それに一つずつ丁寧に答えてくれました。

話を聞いていると、Bが説明してくれた商品は、運用だけを目的としたものではありませんでした。

運用をしながら、万が一のときには死亡保障も付いている商品でした。

もちろん、最初は正直迷いました。

NISAは運用益が非課税になります。

一方で、この商品は保険関係の費用や運用にかかる費用があります。

投資だけを考えるなら、NISAの方がいいのではないか。

そんな気持ちもありました。

でも、その話を聞きながら、私の中で以前から気になっていたことを思い出しました。
死亡保険のことです。

私は以前から、もう少し保障のある死亡保険には入りたいと思っていました。
子どもたちはまだ学生です。

もし私に万が一のことがあれば、私が働いて得ている収入はなくなります。

もちろん、死亡保険だけでそのすべてを補えるわけではありません。

それでも、少しでも子どもたちの支えになるような保障があれば安心だろうなと、ずっと思っていました。

医療保障には入っていましたが、死亡保障については、もう少し備えておきたい。

そんな気持ちが以前からあったのです。

ただ、「入りたいな」と思いながら、そのままになっていました。

年末には、生協の医療保険について相談しようと思い、窓口まで行ったこともあります。

ところが、その日は窓口が閉まっていて、手続きをすることができませんでした。

「また今度でいいか。」

そう思って、そのままになっていました。

今回、そのこともBに相談すると、

「健康診断で数値が引っかかっているなら、今は医療保険は難しいかもしれないね。」

と言われました。

それなら、まずはダイエットを頑張って健康診断の数値を改善してから、もう一度考えよう。

そう思い、今回は医療保険は見送ることにしました。

その代わり、この商品には死亡保障も付いています。

老後資金のための資産運用を考えながら、家族への万が一の備えも一緒にできる。

そう考えると、私には合っているのかもしれないと思うようになりました。

それでも、すぐに金額は決められませんでした。

私は副業で月5万円を目標にしています。

そのうち、年末から始めたiDeCoが月2万円です。

残り3万円をどう使うか。

「この商品を1万円にして、残り2万円をNISAにしようか。」

「それとも2万円にして、残り1万円をNISAにしようか。」

そんなふうに、何度も考えていました。

でも、そのときふと思いました。

私は昔から、やろうと思っていても面倒になると止まってしまうところがあります。

以前、ネット証券でNISA口座を開設したまま、三年以上何も運用しないままになっていました。

去年の年末には、iDeCoとNISAを始めようと思い金融機関へ行きました。

ところが、以前開設したNISA口座を先に解約しなければ新しく始めることができないと説明を受けました。

「まずは解約手続きをしてください。」

そう言われたにもかかわらず、その解約手続きさえ、私はそのままになっていました。
自分でも、

「また止まってるな。」

と思いました。

だから今回も、

「この商品を1万円にして、残りはNISAにしよう。」

そう考えていても、きっとまた後回しにしてしまうような気がしたのです。

私は自分の性格をよく知っています。

やろうと思っていても、面倒になると動けなくなる。

だから今回は、

「どうせまた後でやろうと思っても、そのままになりそう。」

そう思いました。

それなら最初から3万円にしよう。

そう決めました。

手続きを始めると、Bが一つ一つ説明しながら進めてくれました。

「ここはこういう意味だよ。」

「ここはどうする?」

そんなふうに、私に確認しながら進めてくれたので、私は質問に答えていくだけでした。

もし一人だったら、説明を読んで理解するだけで疲れてしまっていたと思います。

分からない言葉が出てきたら調べて、また次の文章を読んで…。

きっと途中で面倒になっていたでしょう。

でも、その日は違いました。

分からないことは、その場で聞けばいい。

難しいところはBが分かりやすく説明してくれる。

だから、最後まで苦になりませんでした。

商品を選ぶときも、私は正直よく分かりませんでした。

そこで、

「Bはどの商品で運用してるの?」

と聞いてみました。

すると、

「私はこれにしてるよ。」

と教えてくれました。

私は、

「じゃあ、私も同じのでいい。」

と答えました。

Bは、

「今はこれで運用しているけど、もっといいと思う商品があれば変更するかもしれないよ。」

と正直に話してくれました。

さらに、

「もし変更した方がいいと思ったら教えるね。友達だから、損はしてほしくないし。」

そう言ってくれました。

その言葉を聞いて、私は安心しました。

私は商品を信頼したというより、中学校の頃から知っているBを信頼していました。

また、

「Bはどれくらい運用しているの?」

と聞くと、私が想像していたよりずっと大きな金額を運用していて驚きました。

「そんなに運用しているんだ。」

と素直に思いましたし、B自身も同じ商品で運用していると聞いて、

「それなら安心かな。」

という気持ちにもなりました。

一人で調べているだけでは、きっとここまで進めなかったと思います。

でも、信頼できる友達が隣で一つずつ説明しながら進めてくれたおかげで、止まっていた私も、この日は前へ進むことができました。

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