③ アウトレットで迷いながら選んだ財布とそのときの気持ち

そんな中で、アウトレットに行く前に、
いろいろと考えていました。
安い財布で済ませるのも一つかな、とか、
今は節約を優先した方がいいのかな、とか。
でも、いざ考えると、
やっぱり年齢的にどうなんだろうって思ってしまって。
別に使えないわけでもないし、
しっくりこないっていうわけでもないんですけど、
やっぱり財布って、
見た感じでなんとなく値段って分かるじゃないですか。
友達はみんなそれなりの財布を持っている中で、
自分だけ明らかに違う感じのものを出すのって、
なんとなく気になるというか、
少し引っかかるものがありました。
比べているわけではないんですけど、
そういう場面になると、やっぱり気になってしまうんですよね。
それに、友達の中には
ハイブランドの財布を持っている人もいて、
やっぱり素敵だなとは思いますし、
見ていると、ちょっと羨ましいなと思うこともあります。
ただ、いわゆるそういうハイブランドは、
今の自分には手が出ません。
そこまでのお金を出す余裕もないですし、
無理をしてまで持つものでもないのかなとも思っています。
そんなふうに考えながら、
アウトレットに行きました。
どうせなら、少しでも抑えた形で買えたらいいなと思って。
正直、行った時点でも、
絶対に買うとまでは決めていませんでした。
とりあえず見てみよう、くらいの気持ちでした。
でも実際に見て回ると、
なかなか決めきれませんでした。
いろんなお店をぐるぐる回って、
何度も見て、でも決められない。
「これだ」
と思うものがなかなかなくて、
少し迷いました。
ただ、せっかく交通費をかけて、
アウトレットまで来ているのに、
このまま何も買わずに帰るのもどうなんだろう、
という気持ちも出てきました。
そのあたりから、
少しずつ
「何か選んだ方がいいのかな」
と
思い始めていたのかもしれません。
それでも、もう少し見てから決めようと思って、
COACHやいくつかのお店も見てみたのですが、どれもいいなとは思うものの、
「これにしよう」
と思う決め手にはなりませんでした。
FURLAも最初は同じような感覚でした。
いいなとは思うけれど、
やっぱりお金を出すことに少し迷いがありました。
でも、今回は
「買わないといけない状態」
だったと思います。
このまま使い続けるのは、
やっぱり不安がありました。
だからこそ、
少し勇気を出して、お金を出したという感じでした。
最初は、落ち着いた色のものを見ていました。
年齢的に、あまり明るい色はどうなのかなと思って、
無難なものにしようとしていました。
でも、最初に見たピンクの財布が、
どうしても気になっていました。
一度はやめたんですけど、
やっぱり目がいってしまうんですよね。
他も見て回ったのに、
頭の中に残っているのはそのピンクでした。
戻って見ても、やっぱり気になる。
店員さんが、
その財布は百貨店で扱われていた商品が
こちらに入ってきたものだと教えてくれました。
アウトレット専用ではないと聞いて、
少し安心したのもあります。
そして値段は、25,256円でした。
30%オフのあとにさらに20%オフということで、
多分値札を見たときは、4万5000円くらいだったと思います。
そう考えると、
自分の中では納得できる金額かなと思いました。
色は水色とピンクで迷いましたが、
最終的にはピンクにしました。
前の財布もピンクだったし、
昔からピンクが好きだったこともあって、
結局そこに戻るんだな、と思いました。
買うまでは、
「もったいないな」
って何度も思っていました。
本当に必要なのか、
もう少し我慢できるんじゃないかって。
でも、買ってみたら、
その気持ちはなくなっていました。
不思議と、今は満足しています。
半年くらい我慢していたから、
余計にそう感じるのかもしれません。
それに、これで中身が落ちる心配も減って、
あのイライラからも少し解放されたような気がします。
おわりに
完璧な判断だったとは思っていませんでした。
迷いながら、行ったり来たりしながらの選択でした。
それでも、そのままにせず選ぶことはできました。
ゼロではない一歩だったと思います。
少しだけ、整った気がしています。
大きな変化ではないけれど、
こういう小さな見直しを重ねていくこと。
焦らず、止まらず。
今日もここまで。
秋山紅葉



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