② 炊飯器の中蓋事件

今日、仕事から帰ると炊飯器が保温になっていました。
ご飯が炊けていると分かった瞬間、正直ほっとしました。
今日はご飯を炊かなくていい。
それだけで、少し気持ちが軽くなります。
炊飯の手間が一つ減るだけで、夕食の準備の流れは大きく変わります。
そう思いながら、水切りかごにある食器を片付けようとしました。
乾いているものを直していこうと、かごの中に手を伸ばしたとき、違和感がありました。
炊飯器の中蓋が、そこに置いてあったのです。
一瞬、何が起きているのか分かりませんでした。
ご飯は炊けているはずなのに、中蓋がここにある。
慌てて炊飯器を開けると、上はカピカピで、下は少しやわらかい、いつもとは違う状態のご飯でした。
原因はすぐに分かりました。
中蓋を入れずに炊いていたのです。
長女に聞くと、
「中蓋の存在を知らなかった」
と言われました。
さらに次女にも聞くと、同じように知らなかったと言います。
正直、そのことに少し驚きました。
毎日のように炊飯器を開けているはずなのに、その違いに気づかなかったのか。
そこに疑問を感じました。
ただ、同時に思いました。
自分の中では
「当たり前」
でも、相手にとってはそうではないこともある。
それが、今日の出来事だったのかもしれません。



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