③ 私の部屋に戻ってくる愛犬ちゃんと、私の本音

私の部屋は、基本的に戸を開けています。
愛犬ちゃんが自由にキッチンへ行けるようにするためです。
キッチンには、お水も、ご飯も、おやつもあります。
だから、私の部屋の戸を閉めてしまうと、愛犬ちゃんが自由に動けなくなってしまいます。
長女ちゃんの部屋も、以前は戸を閉めていましたが、最近は開けたままになっています。
長女ちゃんも、愛犬ちゃんが嫌がったり、すぐ私の部屋へ戻ってきたりすることが分かってきたのかもしれません。
愛犬ちゃんは、長女ちゃんの部屋にいても、しばらくすると自分から出てきます。
そして、いつものように私の部屋へ戻り、私の横で丸くなります。
その姿を見ると、
「やっぱり戻ってきた。」
と毎回思います。
もちろん、そんな姿はとてもかわいいです。
でも、実を言うと、私にはもう一つ本音があります。
長女ちゃんが家にいる日くらいは、愛犬ちゃんに長女ちゃんと一緒に寝てほしいんです。
前は一番なついていた長女ちゃんです。
せっかく帰ってきたなら、一緒に寝られたら長女ちゃんもうれしいと思います。
それに、私にも少し理由があります。
愛犬ちゃんは夜中になると、私の横で何度か場所を変えます。
ウロウロ歩いたり、寝る場所を変えたり、また戻ってきたりします。
私は昔から物音や気配で目が覚めやすいタイプです。
だから、そのたびに目が覚めてしまいます。
最近は朝起きても、
「あまり熟睡できなかったな。」
と思う日が少し増えてきました。
だから、
「今日は長女ちゃんと寝てくれたら、お互いにいいのにな。」
そんなことを思う日もあります。
でも、結局は私の部屋へ戻ってきます。
それを見ると、
「今はここが安心できる場所なんだろうな。」
とも思います。
犬の気持ちは、もちろん犬にしか分かりません。
でも、以前は一番長女ちゃんに甘えていた愛犬ちゃんが、今は私の部屋へ戻ってきて、私の横で眠るようになりました。
その姿を見ていると、犬も一緒に過ごす時間や安心できる相手を、ちゃんと感じているのかもしれないと思います。
人は言葉で気持ちを伝えられます。
でも犬は、言葉ではなく行動で気持ちを表します。
今回、長女ちゃんに抱っこされることを全身で嫌がる愛犬ちゃんを見て、私はそんなことを感じました。
これから先、また長女ちゃんと過ごす時間が増えれば、愛犬ちゃんとの距離も変わるのかもしれません。
その時は、その時の愛犬ちゃんの気持ちを、またそっと見守っていきたいと思います。
おわりに
今日は、日曜日を愛犬ちゃんとゆっくり過ごした一日でした。
家事をして、疲れたら少し横になる。そんな私のそばへ、愛犬ちゃんは何度もやって来ました。
以前は長女ちゃんの後ろをついて歩いていた愛犬ちゃんが、今は私の横で眠っています。
かわいいと思う一方で、夜中に何度も起こされると、たまには長女ちゃんと寝てくれたらいいのになと思うこともあります。
それでも、私の部屋へ戻ってきて、安心したように丸くなる姿を見ると、やっぱりかわいく感じます。
愛犬ちゃんがこれから誰と、どんなふうに過ごすようになるのかは分かりません。
そんな変化も含めて、これからも一緒に暮らす毎日を見守っていきたいと思います。
秋山紅葉



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