② 長女ちゃんとの関係に少し変化が見えた愛犬ちゃん

5月頃から、長女ちゃんは家で過ごす時間が以前より少なくなりました。
それに伴って、愛犬ちゃんと一緒に過ごす時間も自然と少なくなっていきました。
一方で、私は毎日家に帰れば愛犬ちゃんと過ごします。
仕事が休みの日は今日のように朝から一緒にいて、家事の合間に横になれば、そのたびに愛犬ちゃんがやって来ます。
もちろん、私が特別なことをしているわけではありません。
ただ、一緒にいる時間が増えただけです。
でも犬にとっては、その「一緒にいる時間」が大きいのかもしれません。
夜22時頃、帰ってきた長女ちゃんは、やっぱり愛犬ちゃんを構いたくなります。
以前のように、自分の部屋へ連れて行こうと抱っこします。
ところが、愛犬ちゃんは以前とはまったく違う反応をするようになりました。
私の部屋でくつろいでいる時に抱っこされると、低く唸り、体に力を入れて全身で抵抗します。
実際に噛むことはありません。
でも、その様子は、
「今は行きたくない。」
「ここにいたい。」
そう言っているように見えます。
犬は言葉では説明できません。
その分、嫌なことやストレスを感じた時には、行動で気持ちを表すこともあるそうです。
だから私は、この反応を見て、
「長女ちゃんが嫌いになった。」
とは思いませんでした。
むしろ、
「今はここが落ち着く場所なんだよ。」
と、愛犬ちゃんなりに伝えているのかなと思いました。
家族みんなも、その変化には気付いています。
前は、誰が見ても長女ちゃんに一番なついていました。
だから今の様子を見ると、
「愛犬ちゃん、かわいそうやね。」
と家族で話すことがあります。
長女ちゃんが悪いと言いたいわけではありません。
大学生になれば生活も変わります。
友達との時間も増えますし、バイトもあります。
でも、その変化を一番敏感に感じ取っていたのは、もしかしたら愛犬ちゃんなのかもしれません。



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