高校時代の友達とランチ|浪人を乗り越えた長女ちゃんが税理士を目指そうと思えた日

子育て

③ 税理士を目指す長女ちゃんと簿記2級の宣言

長女ちゃんは高校の頃から、税理士になりたいと言っていました。

そのため、大学も経済学部を目指していました。

税理士を目指すなら、会計や経済を学べる学部の方がいいと考えていたからです。

ただ、目標はあっても、なかなか行動が追いつかないこともあります。

大学に合格したとき、私は日商簿記3級の本を買いました。

「まずは日商簿記を取った方がいいよ」

そう何度も声をかけてきました。

それでも、本を開いて勉強を始めることはなかなかありませんでした。

「日商簿記取りなさい」

「そろそろやりなさい」

何度も声をかけましたが、思うようには進みません。

親としては、せっかく目標があるのだから、一歩ずつでも前へ進んでほしいという気持ちがずっとありました。

そんな長女ちゃんですが、友達と会って帰ってきたあと、こんなことを言いました。

「今月中に簿記2級まで取りたい」

話を聞くと、3級と2級を続けて受験するつもりだそうです。

その言葉を聞いたときは、正直驚きました。

これまでなかなか勉強を始められなかった長女ちゃんが、そこまで考えているとは思っていなかったからです。

もちろん嬉しい気持ちもありましたが、

「本当に続くだろうか」

という気持ちもありました。

というのも、これまでにも似たような宣言を聞いたことが何度かあったからです。

期待しては、そのまま何も進まないまま終わってしまったこともありました。

だから今回も、親としては期待と心配が半分ずつというのが正直なところです。

それでも、今回は少しだけ今までとは違うようにも感じました。

友達から

「努力すれば道は開けると思った」

と言われたことが、長女ちゃんの心を動かしたのかもしれません。

私もこれまでに日商簿記2級など、いくつか資格を取ってきました。

どの資格も決して簡単ではありませんでした。

勉強を続けることは思っている以上に大変で、毎日少しずつ積み重ねていくしかありません。

だからこそ、資格は

「取りたい」

と思うだけでは取れないものだということも実感しています。

長女ちゃんが本当に税理士を目指すなら、これから先も決して簡単な道ではありません。

それでも今回、友達との何気ない会話が前向きな一歩につながったのだとしたら、それは長女ちゃんにとって大きな意味のある一日だったのではないでしょうか。

今度こそ、その気持ちが長く続いてくれたらいいなと思います。

親としては焦らず、でも心の中ではしっかり応援しながら見守っていこうと思っています。

おわりに

完璧な一日ではありませんでした。

ただのランチとおしゃべりの時間だったのかもしれません。

それでも、久しぶりに友達と会い、いろいろな話をして、少し前向きな気持ちになれたようです。

人との何気ない会話が、自分の将来を考えるきっかけになることがあります。

今日という一日も、長女ちゃんにとってそんな時間だったのかもしれません。

焦らず、止まらず。

また少しずつ積み重ねていけばいい。

今日もここまで。

秋山紅葉

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