③ 長女ちゃんだけのはずが、娘二人で3万円を超える買い物になったこと

長女ちゃんのスニーカーを選んでいる間、次女ちゃんもずっと一緒についてきていました。
でも、自分の買い物ではありません。
長女ちゃんが新しいスニーカーを選んでいる横で、次女ちゃんはその後ろをとぼとぼついてきていました。
それを見ていたら、
「まあ、そりゃ面白くないよね。」
と思ってきました。
私の中では、今回の長女ちゃんのスニーカーはプレゼントではありません。
私が洗ったあとに茶色いシミが出てしまったから、その弁償です。
でも、次女ちゃんから見たら、そんな事情はあったとしても、
「お姉ちゃんだけ新しい良い靴を買ってもらってる。」
という感じなんだろうなと思いました。
前に買ったときは、大学入学のお祝いでした。
それなら理由もはっきりしています。
でも今回は、別に誕生日でも入学祝いでも何でもありません。
私としては「弁償だから」と思っていても、次女ちゃん的には割り切れないものがあったんだろうなと思います。
それで、
「次女ちゃんもスニーカー買う?」
と聞きました。
長女ちゃんと同じように一足買ってあげたらいいかなと思ったんです。
でも次女ちゃんは、
「スニーカーはいらない。」
と。
その代わり、
「服が欲しい。」
と言いました。
「あ、そっちなんや。」
と思って、
「じゃあ、スニーカー買う分くらいで服買ってあげるよ。」
ということになりました。
今度は次女ちゃんの洋服を見に行くことになりました。
もともとは長女ちゃんのスニーカーを買いに来ただけだったんですけどね。
次女ちゃんも自分の欲しいものを選んで、最終的に洋服を5点買いました。
金額は、
13,635円(税込)。
そして長女ちゃんのスニーカーは、
17,710円。
二人合わせると、
31,345円。
「え、私、何したんやったっけ。」
ってなりますよね。
長女ちゃんの靴を洗ってあげただけなんです。
それも親切心で。
一年間も洗っていなかったから、
「さすがに洗った方がいいよね。」
と思って洗っただけ。
それが、最終的に二人合わせて3万円を超える買い物になりました。
なんか、やりきれない。
正直、そんな感じでした。
長女ちゃんは新しいスニーカーを買ってもらえて喜んでいる。
次女ちゃんも欲しかった洋服を買ってもらえて嬉しい。
娘二人は満足。
そして私は3万円以上払っている。
「なんでこうなったんやろ。」
とは思いました。
でも、次女ちゃんがお姉ちゃんの買い物にずっとついてきていて、あのとぼとぼした感じを見ていたら、
「お姉ちゃんだけで終わり。」
とも言いにくかったんですよね。
姉妹であまり差をつけるのも、ちょっとかわいそうかなと思いました。
だから、次女ちゃんにも欲しいものを買ってあげたこと自体は、それでよかったと思っています。
ただ、始まりを思い返すと、
「私、靴洗っただけなんだけどな。」
ってなるんです。
二人の買い物が終わったところで、今日はもう帰ることにしました。
そして、もう一つ。
問題の、黒い汚れと茶色いシミが残ってしまった長女ちゃんの古いスニーカー。
これは捨てません。
私が履くことにしました。
私と長女ちゃんと次女ちゃんは、3人とも靴のサイズが同じです。
だから、長女ちゃんがもう履きたくないなら、そのまま私が履けます。
黒い汚れも残っているし、茶色いシミもあります。
見た目は確かにきれいではありません。
でも、まだまだ履けるんです。
せっかくそれなりのお値段で買ったスニーカーなのに、見た目がちょっと汚れたからといって捨てるのは、私はもったいないと思ってしまいます。
なので、長女ちゃんの古いスニーカーは私の普段履きにすることにしました。
長女ちゃんは新品のスニーカー。
次女ちゃんは新しい洋服。
私は長女ちゃんのお下がり。
そして私は、相変わらず今までのボロボロの靴も履いていきます。
なんか、私だけちょっとおかしくない?
とは思いますけどね。
でも、まだ履けるものを捨てるよりは、その方がいいです。
今回のことで一つだけ、はっきり決めました。
もう、子どもたちのよそ行き用の靴は二度と私が洗いません。
「靴、洗いなよ。」
とは言います。
でも、洗わないからといって、見かねて私が洗うのはもうやめます。
だって今回、親切心で洗った結果が31,345円ですからね。
もう十分です。
おわりに
今日は、長女ちゃんのスニーカーを買うだけのつもりが、次女ちゃんの洋服まで買うことになりました。
始まりは、私が長女ちゃんの靴を親切心で洗ったこと。
それが最終的に、娘二人で31,345円の出費になりました。
なんで私が弁償なんだと思ったし、正直やりきれない気持ちもあります。
それでも、長女ちゃんは新しいお気に入りのスニーカーを手に入れて、次女ちゃんも欲しかった洋服を選ぶことができました。
そして、古いスニーカーも捨てずに、今度は私が普段履きにします。
全部が無駄になったわけではありません。
ただ、もう子どもたちのよそ行き用の靴は洗わない。
今回のことは、これだけはしっかり覚えておこうと思います。
秋山紅葉


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