【親の入院体験談】ダブルケア世代のリアル|当日から始まった2週間

介護

③ ダブルケア世代の本音|ほっとした気持ちとこれから

あの2週間は、
母の体を休ませる時間でもありました。

そして同時に、
私にとっても少しだけ気持ちが緩む時間でした。

入院中は、介護から物理的に離れます。

食事の準備をしなくていい。

トイレの介助を気にしなくていい。

夜中に何度も様子を見なくていい。

それだけで、
心の中の張りつめていたものが、少しだけほどけました。

正直に言えば、
在宅で抱え続ける不安よりも、
病院に任せられる安心感の方が大きかったのです。

でも――
問題がなくなったわけではありません。

退院後はどうするのか。

家でどこまで支えられるのか。

不安は、形を変えて残りました。

それでもこの2週間は、
これからの介護の向き合い方を考える時間になりました。

おわりに

2024年8月12日。

入院が決まったあの日は、
ただ目の前のことに対応するだけで精一杯の一日でした。

振り返ってみて初めて、
あの時間の意味が少しずつ見えてきます。

入院によって、母の体を休ませる時間ができたこと。

そして私自身も、少しだけ気持ちを緩めることができたこと。

そのどちらも、必要な時間だったのかもしれません。

ほっとした気持ちと、不安な気持ち。

その両方を抱えながら、
あの2週間は始まりました。

介護は、はっきりと区切れるものではなく、
その都度形を変えながら続いていくものだと感じています。

あの日を振り返ることで、
今の自分の立ち位置も少し見えてきたように思います。

焦らず、止まらず。

今日もここまで。

秋山紅葉

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