愛犬が朝、私を起こしてくれた日|ゴミ出しに間に合った小さなお手柄

癒しのペット

② 可燃ごみの日にギリギリで間に合ったこと

時間を見てからは、もう一気に動きました。

まずは可燃ごみをまとめるところからです。
前回出せていなかった分もあったので、いつものゴミ出しより少し時間がかかりました。

普段なら、ある程度まとめておいて、朝にさっと出すだけで済むこともあります。
でもこの日は、少し溜まっていた分もあり、確認しながらまとめる必要がありました。
台所まわりのゴミ。

生活の中で出た細かなゴミ。
生ゴミの入った袋。
朝のぼんやりした頭のままではなく、もう完全に急ぎながらの作業でした。

ゴミ出しの日は、ただ袋を持って出るだけでは終わらないことがあります。
家族が暮らしていれば、あちこちに小さなゴミが出ます。
それを集めて、袋をしばって、忘れ物がないか確認して、外へ出す。

書いてしまえば短いことですが、朝の時間がない時には、これが意外と大きいのです。
しかも、私はそのあと出かける準備もしなければいけません。

ゴミをまとめている間にも、時間はどんどん過ぎていきます。
その時間が気になって、何度も時計を見ました。

「間に合うかな。」
「もう来てしまったかな。」
「まだ大丈夫かな。」

そんなことを思いながら、急いでゴミをまとめました。
もし愛犬ちゃんが起こしてくれていなかったら、私はたぶんそのままもう少し寝ていました。

そして、目が覚めた時には、もうゴミ収集車が来たあとだったかもしれません。
前回も出せていなかったのに、今回も出せなかったら、かなり長い間、可燃ごみを出せないことになります。

それは本当に困ります。
特に生ゴミは、家の中に長く置いておきたくありません。
においも気になりますし、気持ちの面でもすっきりしません。
だから、この日はどうしても出したかったのです。

結果的に、私は何とか可燃ごみを出すことができました。
間に合いました。

それだけで、朝から少し大きな仕事を一つ終えたような気持ちになりました。
そして、その瞬間に思いました。

今日は愛犬ちゃんのお手柄だな、と。

最初は、口元を舐められて驚きました。
衛生面も気になりました。
思わず怒ってしまいました。

でも、あのタイミングで起こしてくれなかったら、私は間に合っていませんでした。
愛犬ちゃんは、ただいつも通り私の近くに来ただけかもしれません。

「起きて」と思っていたのかもしれません。

何かを伝えたかったのかもしれません。

本当のところは分かりません。
でも、私にとっては、間違いなく助けられた朝でした。

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