② 私が70歳くらいまで働きたいと思っている理由

どうして私は、70歳くらいまで働きたいと思っているんだろう。
改めて考えてみると、一番大きいのはやっぱりお金のことです。
70歳まで働いたとしても、その先の人生がどのくらい続くのかは分かりません。
80歳までかもしれないし、90歳まで生きるかもしれない。
そう考えると、仕事を辞めてから20年くらい生活することになる可能性もあります。
年齢を重ねれば、今とは違うところにお金が必要になることもあると思います。
病気をしたり、入院したりすれば、思っていなかった出費が出てくるかもしれません。
せっかく貯めた老後資金も、すべてを旅行や趣味など、自分の楽しみのためだけに使えるわけではないと思っています。
だから私は、働けるうちは働いて、少しでも老後のためのお金を貯めておきたいです。
でも、私が働き続けたい理由は、お金だけではありません。
仕事をしていれば、朝起きて、準備をして、出勤する。
それだけでも毎日の生活に自然とリズムができます。
家から出て職場へ向かえば歩きますし、仕事をしていれば何かしら体も動かします。
仕事の内容によっては、考えたり、覚えたり、段取りを組んだりと、頭を使うこともあります。
年齢を重ねてからも、そうやって頭や体を使う機会が日常の中にあることは、私にとって大事なんじゃないかなと思っています。
そして、もう一つ大きいのが、人との関わりです。
仕事をしていれば、自然と誰かと話す機会があります。
挨拶をしたり、ちょっとした話をしたり、仕事のことでやり取りをしたり。
一つひとつは何気ないことですが、仕事をしているからこそ生まれる人とのつながりがあります。
年齢を重ねたからといって、友達と毎日のように会うわけではありません。
それぞれに自分の生活があります。
そう考えると、仕事をすることは、収入を得るためだけではなく、社会とのつながりを持ち続けることにもなるんじゃないかなと思います。
家にいる時間が増えたときに、自分がどんなふうに感じるのかは、今の私にはまだ分かりません。
でも、少しでも仕事をして人と関わる場所があれば、毎日の中で孤独を感じることも少なくなるような気がします。
それから、やっぱり私は昔から働くこと自体が好きなんだと思います。
20代の頃には、昼間はフルタイムで働きながら、夜にもアルバイトをして、さらに土日には別のアルバイトをしていた時期もありました。
今でいうトリプルワークのような働き方です。
今振り返ると、
「よくそんなに働いていたな」
と思います。
でも、その頃の私は働くこと自体をそれほど苦にしていませんでした。
もちろん、お金を稼げることもうれしかったです。
でも、それだけではなく、いろいろな場所で働いたり、違う仕事を経験したりすることも嫌いではありませんでした。
友達のように、これといった趣味を持っているわけではない私にとっては、もしかすると昔から仕事が半分趣味のようなところもあったのかもしれません。
だから私は、「早く仕事を辞めたい」というより、
「元気で働けるなら、まだ働いていたい」
と思うんでしょうね。
お金を稼ぐこと。
生活のリズムを作ること。
頭や体を使うこと。
人と関わり、社会とのつながりを持つこと。
そして、そもそも働くことが嫌いではないこと。
そうやって考えてみると、私が70歳くらいまで働きたいと思っている理由は、一つではありませんでした。



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